40代主婦、ブランク10年を経て、先月から外でも働き始めました。前回の記事で、「ブランク10年の心理的ハードルをどうやって乗り越えたのか聞きたい!」とコメントを頂きました。たしかに、それはアル!!
前回の記事はこちら
ブランク10年!40代主婦の社会復帰の体験記―このまま家にいる?外に出たい?
一旦社会から離れると、そのブランクが当事者はめちゃくちゃ気になるんです。まず最初に心配するのが、「ブランクのある私に、仕事があるだろうか?」ということ。書類選考すら通らないんじゃなかろうか、社会のスピードについていけるかな、浦島太郎状態になってるだろうな・・・と、仕事をスタートする前に、心理的に結構なハードルがあります。
ググると、家事の効率化とか子供の預け先とかのアドバイス情報はあるんですけど、肝心の「心理的ハードル」については、誰も書いてくれてない!
というわけで、この記事では、私の体験談・その2『ブランク10年の心理的ハードルの乗り越え方』を振り返ってまとめてみたいと思います。
先に社会復帰した友達に話を聞いて真似る。自分だってできるハズと言い聞かせる
ブランク10年もあると、もう先に社会復帰した友達がわんさかいます。だからこそ、自分と比べて落ち込むこともあるんですが・・・
自分と比べて落ち込んでしまう場合、このやり方は使えないかもしれません。でも、そういう人にこそ伝えたい。
びびりさん
その友達が何をしたのか、どうやって乗り越えたのか、できるようになるまでどんなことを思っていたのか、根掘り葉掘り聞いてました。一部でも真似して取り入れたり、イメトレしてみたり。「同じホモサピエンスなんだから、きっと私にもできるはず」と毎日自分に言い聞かせてました。
「夢中になること」に意識を向ける
たぶん、仕事探しの方法が、私の場合、他の人と違ってまして・・・「夢中になること、好きなこと」の先に仕事がありました。ブランクを気にしちゃいられないくらい好き過ぎて、気が付いたら突進してたんです。
なので、心理的ハードルの乗り越え方の一つは、「夢中になること」に意識を向けることかなと思います。「今ここで動かなければ、私はきっと一生後悔する」って思っていて、ブランクのせいで諦めるなんてできなかったんです。
職探しの時、普通は、求人サイト・求人チラシ・ハローワークとかを見ると思うんですけど、実は、私の場合、そういう求人情報を最初に見てないんです。今の会社が作った制作物を見て、「これいい!!好き!!この仕事してる人と一緒に仕事してみたいなぁー。仲間に入れてほしいなー。」って思ったとこがスタートです。
その会社の社名がわからなかったんで、ストーカーみたいに社名を調べて、その会社が求人出してないかをハロワとか求人サイトとかで調べました。えぇ、普通と順番が逆です。
びびりさん
好きだな、諦めたくないなって思える何かに出会えたら、ブランクなんて吹っ飛ぶと思います。そういう出会いってかなり貴重なので、もしダメだったとしても、新しい1歩が踏み出せただけで素晴らしい!
とりあえず動く。動いたら反応がある。その反応を見て考える。
私の場合、今の仕事先に夢中になっておりましたので、身体が動いてしまってたわけですが・・・・もう、それでいいんじゃないかと!!
動けば反応があるので、相手がどう受け取るか、その反応を見て考えたらいいんじゃないかと思います。
一応、履歴書と職務経歴書を添削してもらったり、人材バンク的なところに情報収集にいったりもしましたが、どこも、「10年のブランクがあることがネックになる」とは一言もいいませんでした。今さらそんなこと言われてもさ、それをどうしろと?今から昔にタイムスリップしろとでも??ってなりますからねぇ。
むしろ、そのブランクの間に経験したことを評価してくれて、私に興味を持ってくれるところが現れました。
例えば、主婦の感覚、主婦の声が役に立つ業界とかは、企業がお金かけてまで主婦の声をアンケート取ってます。そういうとこなら、素直な感想や周囲の評判を伝えると喜ばれることもあります。(ズバズバ言い過ぎると人間関係が壊れかねないので、伝え方も大事かなと思います。)
社会人ブランク10年くらいの世代って、おそらく、就職氷河期世代の方が多いですよね?私もガッツリドップリその世代です。新卒の時に、書類選考すらなかなか通らなかったという過去の経験が、自分に自信を失わせてるんじゃないかと思います。
今ね、違うよ。マジで!!
ニュースで人手不足って言ってるけど、ほんとだったんだ・・・
というわけで、今日の伝えたいこと
もっと自分を好きになれ!
自分を信じろ!
キタコレって思ったら動け!!
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ブランク10年!40代主婦の社会復帰の体験記―このまま家にいる?外に出たい?