ブランク10年!40代主婦の社会復帰の体験記―このまま家にいる?外に出たい?

40代主婦、ブランク10年を経て、先月から外でも働き始めました。

私みたいに、結婚や出産(転勤も)のために退職して、一旦は子育てに専念したけど、これからどうしよう?と思っている人って、結構多いと思います。

今日は、そんな私の体験談・その1『このまま家にいいるのか、外に出るのか、葛藤した日々』を振り返ってまとめてみたいと思います。仕事探しや履歴書や面接の話は、また後日!

【社会復帰の決意を決めるまで】働く理由

私には、トレードやブログからの収入があります。その在宅での収入があるので、暮らしていくには十分といえば十分です。

自宅で作業して収入を得て、子供が帰ってくる時間には「おかえり!」と自宅で迎えられるという、小さい子供がいるお母さんにとっては、本当に理想的な生活スタイルだったと思います。

そんな自分を、『私って、めっちゃ幸せやん♪』と思っていました。(今はもっと幸せで、毎日楽しいです。)

ですが、いろんなことを考え、家族と話し合い、周囲にも相談した上で、外でも働くことにしました。10年もブランクがあったので、不安はてんこ盛りでしたけど、どうしてもやりたくて仕方なかったから。

びびりさん

私は、イレギュラーずくしの変わり者なので、私の体験談が参考になるかどうかわからないけど、きっと共通項は一つくらいあるはず!

【幸せと不安の葛藤】子供の帰りを待つ暮らし

一旦社会から離れた人なら、社会から取り残された感覚・不安は、一度は感じたことがあるんじゃないかなと思います。

政治家は『1億総活躍』とか言って制度変更してくるし、新製品とか新サービスは操作とか使い方とかよくわかってないうちに、どんどん次のがでてきてついていけないし、老化している自分の肉体を感じるし。

社会はどんどん変化していくのに、自分だけポツーンと取り残された不安感が、常にありました。

もちろん、小さい子供の帰りを待つ暮らしは幸せですよ。赤ちゃんから未就園児くらいの、小さくてかわいくて、口ごたえなしのかわいさで、毎日チューしちゃうくらいかわいい時期に、ずっと子供のそばに居られたのは本当に幸せだったと思います。

かわいい連呼しすぎ?

いやー、でもー、幼稚園くらいになると口ごたえしてきて、チューさせてくれんでしょう?幼稚園児になると、プリンプリンのお尻を触らせてくれなくなるんですよ。さみしいったらありゃしない。毎日追いかけないといけないですもん!!

びびりさん

え?我が子にチューしない?お尻さわらない?

あら、いやだ。(By 市原悦子)

【子供の成長と共に自分も変化する】変化する自分にOKを出す

社会から取り残された不安感を感じつつ、小さい子供の帰りを待つ暮らしを幸せだと思い、かれこれ10年ほど、家で過ごしてきました。でも、子供は成長します。帰りを待ってるとウザがられるくらいの勢いで成長します。

この暮らしを続けて10年経ったら、私はどうなってるんだろうか?私に何が残るのだろうか?

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びびりさん

『私がおばさんになったら、あなたはおじさんよ♪ BY 森高千里』とかつい歌ってしまうけど、真面目に考えてみた。

今迄は、家族の幸せと自分の幸せが一致していたから、自宅にいるという選択をしたけれど、子供が成長して家族が変化するならば、自分も変化していいんじゃないだろうか?なぜ『ずっと家にいる』を守ろうとしてるんだろう?

なぜだかわからないけど、私の中に『家にいることが正しい』という思い込みがあって、これをとっぱらうのに、結構時間がかかりました。

【自問自答を繰り返してもがく】何を得たいのか、何は要らないのか

なぜだかわからないけど、私の中にこびりついていた『家にいることが正しい』という思い込みが、実はけっこう厄介でした。心の中では、『外に出たい』と思っているのに、『家にいることが正しい』という思い込みをしていて、自分で自分を縛って苦しむという構図。

家族が私に家にいてくれと言っているならまだわかるけど、家族は誰もそんなこと言ってないのに、なぜだか強く思い込んでいるという謎。

今から振り返ると、自分で自分のしっぽを追いかけてグルグル回ってる犬状態でしたね。

どれくらいもがいたかというと・・・

毎晩夢にうなされて、寝起き直後のつぶやきが、
「(今の生活スタイルは)もうイヤだ。。。」
「(家の中だけの暮らし続けるのは)もうやめたい。。。」
だったくらい。

想像してみてくださいよ、妻の寝起きの第一声が「もうイヤ」「もうやめたい」って!隣で寝ていた夫は、何が嫌なんだ?って不安でしょうがなかったと思います。

外に出て何をしたいのか、これから何を得たいのか、むちゃくちゃ自問自答しまくりました。答えは自分の中にしかないわけなので、『やっぱコレだね』と自分が納得して腹落ちするまで、自問自答してました。

私の場合、既に『コレがやってみたい』『コレが好き』という答えには出会っていて、それがやりたくてしょうがない自分を薄々自覚していたので、そういう自分にOKを出すのに時間がかかった気がします。

やりたいことが見つからない?やりたいことがわからない?そんなあなたにはこの本どうぞ。

一番不安だったのは、私が家にいないことで、子供が寂しがるかなぁという点。でも、意外にも、子供の方が強かったです。子供に正直に話してみたところ、『お留守番?いいよー!』と快諾してくれました。もし、この時点で、子供からお留守番は寂しいと言われていたら、あと数年くらい待ったかもしれません。

びびりさん

今では、子供から『お母さんだけズルイ。僕もお仕事に一緒に行きたい。幼稚園お休みして、お仕事についていきたい。』とか言われるレベルです。幼稚園ズル休みするつもりか・・・

専業主婦VS兼業主婦の構図は不毛

と、こんなことを書くと、『専業主婦<兼業主婦』みたいな構図を思い描かれるかもなんですが・・・(私の場合、専業主婦といっていいのかどうかよくわからんけど。)

びびりさん

その言い争い、私、イチ抜けた!

その言い争いの末に、何があるの?何が得られるの?お互い、疲れるだけじゃないの?って思ってます。ネットとかテレビとかで、よく論争してるけど、不毛だなぁと思ってみてます。

専業主婦でいたい人に無理やり仕事させるのも不幸だし、兼業主婦でいたい人に無理やり家にいさせるのも不幸。

というわけで、私が伝えたかった今日の結論。
自分で自分を縛るのはやめよう!
自分に集中!
外野の声には耳をふさげ!

一番いいのは、辞めやすくて復帰もしやすい環境なんだけどなぁ。今の日本って、『辞めたら、もう二度と同じルートには戻れない』って感じで、これが苦しみの原因だよなぁと思います。

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