おはようございます、びびりさんです。
先日、花子とアン(NHKの朝ドラ)の白蓮さんで有名な旧伊藤伝右衛門邸(飯塚市)まで遊びに行ってきました。
もう朝ドラはとうの昔に終わっちゃったけど、旧伊藤伝右衛門邸に行きますよ。流行は2回くらい乗り遅れる派のびびりさんですので、今だからこそ行きますよ!
で。真っ先にこれだけはお伝えしておきたい。大事なことをお伝えしておきたい。
邸宅内の隙間風が寒かった。むちゃくちゃ足元が冷たい!!いたるところ、隙間あきまくりです!昔の人はこの寒さが当たり前だったのかって、現代人の軟弱さを思い知らされます。
夏は涼しいらしいのですが、冬場に出かけられるなら、足に貼るホッカイロを貼っていくことを強くオススメします!
旧伊藤伝右衛門邸のみどころ-庭園と邸宅
花子とアン(NHKの朝ドラ)で、25歳差で結婚する伊藤伝右衛門(炭鉱王)と白蓮さん。白蓮さんにとっては、本意ではない結婚でしたが、飯塚市に10年間住んだと言われる豪邸が残っています。
まず、門がちがう。デカイ。人が住めるやないか―い!素晴らしすぎる邸宅。
庭も広いし!!窓から見える景色が現代の建物なので、そこだけちょっぴりションボリです。そこで、美しい庭から邸宅を映してきました。
ガイドの方がとても丁寧に解説してくださって気が付いたのですが、天井や建具の細かいところまで、非常に手が込んでいました。材料も良いものをおしげもなく使っているみたいです。
石炭産業が衰退したあと、保存状態がよくなかった時期がありました。雨漏りでボロボロになった場所も・・・でも、めちゃくちゃ豪華だったこと、一流へのこだわりは、ガイドさんの説明で伝わってきました。(写真にはうまくとれなかったけど、本当に細かい細工とかあったんですよ!)
ふすま一つとっても、一部屋一部屋で模様が違うんです。
白蓮さんがお嫁に来るために、めっちゃお金をかけて準備したんだなぁ・・・当時の嫁入り道具の凄さや、この建物の材料の豪華さ等もガイドさんに説明していただきました。ぜひ直接聞きに行ってください。
白蓮ミュージアムには、朝ドラでも話題となった『絶縁状』が飾ってありました。(売店でコピーも売ってる!)あの美しい文字で、さらさらさらーっと『絶縁』です。当時の新聞記事もありました。旧伊藤伝右衛門さんが答えた記事も。
白蓮さんの書いた文字の美しさにうっとりしたり、お家とお庭にお金をかけた成金炭鉱王伝右衛門の気持ちと、いろんな思いがよぎります。人間ってなんなんだぁーって思わずにはいられません。
花子とアンですっかり有名になったため、こんな『お着替え』スポットも用意されておりました。被り物は、とりあえずかぶっとく(笑)
旧伊藤伝右衛門邸のイベントお雛祭りの見どころ
旧伊藤伝右衛門邸では、2月3日(土)~3月27日(火)、お雛祭りをやってます!(飯塚市の周辺の会場でほぼ一斉にやってます)
飾ってあるお人形は、伊藤伝右衛門とは縁もゆかりもない人形なんですけども(笑)
東京の雅叙園でも飾ってイベントをされてる人形収集家の方(個人の持ち物!)の人形を飾っているそうです。これがね、凄いからっ!
はい、ドーン!!
あれ、カメラが悪いのか、私の腕が悪いのか、ちっとも凄さが伝わらない・・・こんな時はプロの取った広告チラシがベストだぁー。
引用元:いいずか雛まつり広告
今年のひな祭りのテーマは『雛がみた日本のお祭り』 ねぶた祭りとか、祇園祭とか。
お祭りかと思いきや-!日本の昔話もちりばめられています。
ここには舌切り雀(おじいさんとつづらが見えます)
ここには一寸法師と桃太郎(お椀に入った一寸法師と、桃を持っているおばあちゃんが見えます)
ここには花咲かじいさん(川の手前の桜の木におじいさんがいます)
ここにはカチカチ山の泥の舟(ウサギとタヌキじゃなくて、人形が乗ってますけど)
ワーっと飾ってあるけど、一つ一つ探していくと、すんごい楽しいです。ウォーリーを探せ的な楽しみがあります。
別のお部屋に行くと、レアなお雛さんがたくさんあります。
たとえば・・・皇太子と雅子様のお雛様とか
浦島太郎のお雛様とか
こんなに細かいお道具や、百人一首、楽器なんかもあります。
土日は、お雛様体験が一人300円でやっていました。
旧伊藤伝右衛門邸の料金表
大人300円・子供(小中学生)100円
お雛祭り期間の土日は、なんと小学生無料でした♪
こんなに見応えがあって、ガイドさんの丁寧な解説も聞けて、このお値段はかなりお得だと私は思いました。寒かったけど、行って良かった。
旧伊藤伝右衛門邸へのアクセス
▽詳しい交通アクセスや無料駐車場については、こちらに書いています。▽

旧伊藤伝右衛門邸の住所
福岡県飯塚市幸袋300番地
0948-22-9700